昭和52年に先代社長が創業し、以来、湖西市岡崎で自動車整備・販売業を営む忠内モータース様。温かい人柄、いざという時の行動力。顧客を安心させる経営姿勢が長年に渡り発揮され続けています。それは人づてにきちんと伝わる物のようで、多くのお客様に支持され、業績も高いレベルで安定しています。
そんな忠内モータース様にも事業承継の時期が訪れました。現社長は就任2年目。社内で長く整備の腕を振るって来られた方です。会社業績は順調で安定していますが、経営は初めて。会社の舵取りは、一から考えねばなりません。そこで、長年お付き合いさせていただいているヤマダ会計がご一緒し、中期経営計画を作ることになりました。今回はその顛末について、二人三脚で経営に取り組まれている奥様とご一緒にお話を伺いました。
なぜ経営計画を作ることになったのか
それは、経営者としてビギナー(初心者)だからこそ、経営について知る必要があったからです。
ヤマダ会計の研修などに参加して、経営用語については何度か接しました。経営計画についても学ぶことができましたが、グループワーク(数人でグループを作っての作業による研修)などは他の参加者頼みで、十分に自分が理解して使いこなせるようになったというわけではありませんでした。
しかしニュースを見れば「トヨタの中期経営計画が~」とやっています。だからそういう物が必要なのだということはよくわかっていました。また周囲の企業を見回してみれば、やはり社是などを作っている所は強いと思っていました。
経営者になった以上、見よう見まねではなく本物の経営手法を身につけたいと思っていましたが、単なる勉強ではなかなか思うように行きません。それなら実際に経営計画を作ってしまえばいいと思ったのです。
実際に作るのであれば、その過程で用語も手法も覚えるでしょう。ヤマダ会計さんに聞けばわからない所は教えてくれますので、手っ取り早い手段だと考えました。
経営計画を作って変化したこと、気付いたこと~導入の成果~
『即行動』。決めたことが迅速に実行できるようになりました。
広告・DM・展示会・声掛けなど、経営計画を作る過程で気づいたことをお客様に対して行なったところ、それが全部うまく行きました。
打った手が成果につながり、経営に対する手応えを感じました。
お客様がやすらげる場所に
いずれは店舗を改装したいと思っています。
今までは男性客が多かったのですが、今後は女性客も増やしていきたいと思っています。
そのためには、お客様がやすらげるお店でなくてはなりません。そのための改装です。
経営の初心者と謙遜されていましたが、忠内社長からは『業績を上げていくことに対する自信』を感じました。自信があるからこそ、経営計画という形で“自らに新たな責務を課す”ことをためらわれなかったのだろうと思いました。
また、経営計画を策定し成果につながったことで、経営に対する自信をつけられたのでしたら、私どもにとっても大きな喜びです。ありがとうございました。
会社名 | 有限会社忠内モータース |
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代表者名 | 忠内康致 |
業務内容 |
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所在地 | 静岡県湖西市岡崎1440番地の5 |
ご利用サービス | 経営計画策定支援(経営戦略、数値計画、行動計画の作成)。 2013年3月納品。 |