ヤマダ会計NEWS 4月号
(H24.4;第110号)

    Index:

【今月のトピック】

  1. ワインの味は価格に比例する
  2. 適正な保険金額について考える
  3. 思い出が消えないように・・・。
  4. ≪後悔しないために知っておきたい相続のこと≫
  5. 申請の際に経営改善計画がもとめられることがあります。

ワインの味は価格に比例する

以前発表されたカリフォルニア工科大学での実験です。
同じワインを異なる値段で飲ませたところ、被験者は「高い方が美味しい」と判断したそうです。またその際、脳波の測定をしたところ「高い方」が脳内の喜びを司る神経が活性化したそうです。

これはワインに限った話ではないでしょう。高いから美味しい。高いから効果がある。高いから優越感に浸る。単純な発想かもしれませんが、良いラベルが貼ってあれば良く見えるし、ラベルがお粗末なら中身もお粗末に思われるというのは実によくある話です。

また、一度下された評価は時間が経ってもなかなか覆されることはなく、しかもその評価は「中身」より「ラベル」の方がものを言うということです。「ラベル=自社のブランド」と言い換えることができますから、ビジネスにおいて「ラベル」は無視できないものです。

中身を向上させていくことはもちろんですが、自社の「ラベル」にも一度目を向けてみてはいかがでしょうか?

(代表 山田義之)

適正な保険金額について考える

会社の代表者にもしものことがあった時を考え、生命保険に加入されている企業が殆どかと思います。そこで、ひとつ質問ですが、「保険金額」ってどの様に決めたか覚えていますか?

保険金額をいくらに設定するかに関しては、「だいたいこの位の保険金があればいいだろう」、「保険会社の人に言われた金額で決めたよ」等、その時の感覚により決められた方も多いかと思います。
このように、金額の算定根拠をきちんと考えずに決めてしまうと、必要以上に保険料を払いすぎているとか、逆に万が一の時には支払われた保険金では足りない、といった状況におちいりやすくなります。

では、何を基準に「保険金額」の設定をすれば良いのでしょう?会社の状況によって多少変わってはきますが、主な保険金の使途となる下記数値を算出し、それを補えるだけの額の設定をすることが必要となります。

  1. 借入金の返済資金・・・既存借入金の返済資金の確保を検討
  2. 会社の運転資金・・・経営が安定するまでに要する会社の運転資金の確保を検討
  3. 納税準備金・・・受取保険金に関しては税金が課税される場合あり納税資金の準備が必要となる場合も
  4. 退職金の支払資金・・・代表者の退職金の確保を検討

上記を読まれている際にお気づきになられたかと思いますが、自社の財務内容をきちんと把握することが、「保険金額」を適正に設定するために必要不可欠となります
今後、新しい保険に加入する際には、自社の財務状況をきちんと把握した上で、「保険金の適正額」を考えてみてはいかがでしょうか。また、既に加入済みの様々な保険に関しましても、一度「保険の見直し」を行なうことをご提案いたします。場合によっては余分な保険料の圧縮に繋がるかもしれないですよ。

(リーダー 刑部圭祐)

思い出が消えないように・・・。

先日、我が家のゲーム機が突然動かなくなってしまいました。息子と顔を見合わせ呆然としていたのですが、さらに唖然としてしまったことに、修理に出して動くようになっても、これまでゲーム機のハードディスクに保存されていた記録などは、一切なくなるとのことでした。

そのゲーム機は、写真や動画などのゲーム以外のデータも取り込めることが出来たので、便利に使っていたのですが、それらの思い出も無くなってしまうことに非常に落胆してしまいました。正直、故障することなど想定せず使っていました。認識が甘かったのでしょうね。

では、「これからはどうすればいいんだ?!」と、説明書を見ていたら、「データのバックアップすることをおすすめします」と書いてありました・・・。

今や、パソコンはじめ携帯電話・スマートフォンやゲーム機は、仕事だけでなく、趣味や家族の写真など、様々なジャンルの情報をデータとして蓄積・管理することが出来る、私達と切っても切り離せないものとなっています。情報を蓄積するのには時間がかかりますが、そのデータは一瞬で無くなってしまいます。(今回、私は痛感!泣けました。)

機械にも寿命があり、その他にも突発的なトラブルでデータが消失する危険はつきものです。(誤ってお茶をこぼす、配線を傷つけるe.t.c.)仕事上のデータの消失は大きな損失となり、場合によっては会社の存続にかかわることにもなりかねません。大切な思い出や重要な情報のために、いつ何があってもいいように定期的なバックアップをおすすめします。

※バックアップとは、使用しているパソコンやゲーム機のデータをコピーして、別の機械や記録媒体で保存することです。修理の際には、上記のゲーム機だけでなく、パソコン等の場合でも「データは保証しません」とか「消えます」と言われることがほとんどです。まめなバックアップを行いましょう!

(吉岡正平) 

≪後悔しないために知っておきたい相続のこと≫

税理士が提案する!“上手な財産の残し方”講座

相続争いをさけ、次世代に上手に財産を受け渡す知恵とノウハウを
「相続税専門の税理士」がわかりやすくお伝えします。

日  時: 平成24年4月18日(水)18:30~20:00
 参 加 費: 無 料
場  所: ゆめ応援プラザ
※お問い合わせ・お申し込み : 「電話 053-448-5505 担当:大桒(おおくわ)」

詳細→https://www.yamadakaikei-go.jp/seminar/20120316025020/

申請の際に経営改善計画がもとめられることがあります。

業績改善のための経営計画 ~産廃許可業者向け経営改善~

産廃収集運搬業許可の取得をお考えの皆さん、許可をお持ちの皆さん
許可申請・更新時についての内容や経営計画について学びましょう!

日  時: 平成24年4月25日(水)18:30~20:00
 参 加 費: 500円
場  所: 浜松労政会館(浜松商工会議所7階)
※お問い合わせ・お申し込み : 「電話 053-448-5505 担当:深田」

詳細→https://www.yamadakaikei-go.jp/seminar/20120220200000/

無料で相談を承ります。お客様に応じた適切な支援プランをご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。お電話によるお問い合わせは電話番号053-448-5505まで。お問い合わせフォームはこちら
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