ヤマダ会計NEWS 7月号
(H23.7;第102号)

    Index:

【今月のトピック】

(1)チャレンジする精神を

(2)「円」 より 「縁」 を大事にする

(3)『もしドラ』、読みました?

チャレンジする精神を

バラエティ番組を見ていますと、よく一発屋と呼ばれる芸人が再登場する企画があります。過去一回だけ大ブレークして、その後テレビより消えてしまった芸人たちのことでみなさんご存知のことでしょう。

ビジネスの世界でも一時的に大ブームとなった一発屋というのは珍しいことではありません。しかし、過去のヒット商品に執着して将来を見失う会社がある一方で、あえて売れている自社商品に競合する新商品を開発し、新たな市場の開拓に挑む会社もあります。

印鑑で知られるシャチハタはもともと「スタンプ台」のメーカーとして成長しましたが、時代の変化に対する危機感より、看板商品である「スタンプ台」を真向否定する商品を開発しました。スタンプ台の要らない印鑑、「ネーム印」(通称シャチハタ)です。

スタンプ台はいずれ新しい商品に取って代わられると見越し、それならばと、あえて自分で革命を起こしたのです。今ではネーム印は年間400万本、年間32億円を売上げる看板商品です。次は「ネーム印」の要らない「電子印鑑」で革命を起こしています。ペーパレス化の進むネットワーク時代を見越しての新たなるチャレンジです。

看板商品があるうちに次の商品を開発していく。我々中小企業では新しい物を開発していくことは大変難しいと思います。しかし新しい事へチャレンジしていく精神は大いに見習わなくてはいけません。

(代表 山田義之)

「円」 より 「縁」 を大事にする

利益が利益を生んでいく商売は理想です。ただしそれは、それなりの前振りがあってのことです。要するに「種まき」というプロセスが不可欠なのです。皆さんの持っている情報や人脈が顧客の役に立つなら喜んで差し出してあげてください。お金にならなくても、多少の手間がかかっても、顧客にあなたを利用してもらうのです。

こんなたとえ話があります。

とある場所で事務用品販売会社を営むAさん。その肩書きは自称「つなぎ屋」だそうです。人付き合いの良いAさんは、いろいろな宴席に顔を出すうちに知り合いがどんどん増えていったそうです。普通なら広がった人脈を自分の商売に活かす知恵を巡らせます。Aさんも最初はそうだったようです。しかし思うようにいきません。ある日、知り合いから「鉄道模型に詳しい人を知らないか」と持ちかけられました。宴会で知り合った仲間の中に鉄道マニアがいたことを思い出したAさんは、2人を引き合わせるために一席設けます。そんなことが何度か続くと、自然に「あの人とあの人を引き合わせたら双方にメリットがありそうだ」と考えるようになり、さりげなく人をつなぐようになったそうです。するとAさんの人脈が勝手に動き出し、あちこちで「Aさんのおかげ」というつながりが生まれました。

「つなぎ屋」はとても感謝されます。良い出会いが商売のチャンスを運んでくることを、そして本当に良い出会いはそうそうないことを、誰もが体験的に知っているでしょう。つないだ人同士が「いい人を紹介してくれてありがとう」となれば、Aさんと彼らの結びつきも強くなります。そして彼らは後々、必ずAさんに何らかの利益をもたらしてくれるでしょう。人に助けてもらったら「自分も相手の役に立ちたい」と思うのは、いたってまっとうな感覚です。Aさん曰く、「商売目線で人を見ていたときは、目が“¥(円)”マークだった。けれども今は“縁”マーク」だそうです。

人は人を呼び寄せます。人から始まる商売はお金から始まるそれよりも息が長く、秘められた可能性も大きいものです。「縁」から生まれた「円」がさらなる「縁」を生む。これぞ理想的な商売ですね。

(税理士 大石和寿)

『もしドラ』、読みました?

『もしドラ』とは、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海著、ダイヤモンド社)の略称ですよね。2009年末に発売以降、書籍は爆発的に売れ、13万ダウンロードを達成している電子版と合わせ、累計で268万部を突破しています(2011年5月時点)。書店では今もビジネス書の売上第1位更新しつづけ、今年4月にはNHKでアニメ化、6月には映画も公開され、各種メディアでも特集が組まれました。

『もしドラ』の「ドラ」は、マネジメントの父、P.F.ドラッカーのことです。そして、ドラッカーが1974年に著したのが『マネジメント - 課題、責任、実践』(ダイヤモンド社)です。今、書店に並んでいるのは、入門者向けのエッセンシャル版ですね。

さて、なぜ『もしドラ』ってこんなに人気なのでしょうか?

表紙が萌えイラストだから、今をときめくAKB48メンバーを主人公モデルにしているから、ストーリーが青春もので誰もが共感できるから、この本が実際の経営の現場に応用できるから、経営者の勉強になるから、従業員研修用に使えるから、などなどあげればキリがないでしょう。しかし、この本の魅力はただ1点、「著者がドラッカーの『マネジメント』を読んだ感動と喜び、発見そのままが文章にあふれているから」だと私は捉えています。

『もしドラ』を手にされ、ドラッカーの『マネジメント』にも興味をもたれた方は、ぜひドラッカーのマネジメント理論の本質に触れて頂きたいです。著者の岩崎さんと同じ感動を味わいましょう!「マネジメントの専門書を読むのはちょっと…」という方には、ドラッカーの名言集がありますよ。彼の残した言葉の端々から、日々の経営や思考法、人生観などの指針となるものが、きっと得られると思います。

(道喜道恵)

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